度々消息不明になるわんこです(笑)
てな訳で
度々消息不明になりますがその間にもプラモは弄っていたります。
今回の1/35 SU-100もそんな中の一つです。
タミヤが昨年末(だったかな?)1/35 SU-100の再版を発表後より
もぉ発売されるのが待ち遠しくて連日手塚模型さんに問い合わせをしていたくらいです。
一度入荷したよとの連絡を受け飛んでいったらSU-85の入荷だったりとかもありました(笑))
1966年発売の新作キットでもない
大昔のキットの再版になんでそんなに?
という疑問もおありでしょう。
何故それほど心待ちのしていたかの最大の理由は
単なる懐古趣味なんです(笑)
が
私の世代は
1/35タミヤ戦車のゴムキャタピラからポリキャタピラへの移行がほぼ完了した時期になるのですが
田舎住まいもあってゴムキャタ時代の旧製品が市場在庫としてかなり残っており
T-10スターリン、T-55コマンダーなどのキットは何度も手に入れて作った事がありましたが
旧作T-34/85とSU-100は
一度も手にして組んだ事が無く現物を一度も見た事がなかったのも大きな理由でした
後にT-34/85は砲塔パーツのみ先輩所有の物と絶版キット屋さんでは見たことは何度かあります
そして待ちに待った入荷の連絡手塚さんに飛んで行き現物を手に入れました。
どーですこのかっちょいい箱絵
戦車長と装填手が
そろって顔を出して指を指してる
なんて
一体どんな状況じゃ!!
なんて事も気にならず
早く作りたいって気持ちが加速されます。
さっそく箱を開けて中を見ると
パーツ点数少な!
に驚かされましたが
これなら俺でも直ぐ完成させられるな
と作る気倍増!!
次ぎに各パーツのチエック
なんか
タンカースジャケット姿にピースサインの
ヤンキードゥドゥルドゥーな
ライフライクかリンドバーグ?
臭たっぷりな戦車兵
しかもサイズ1/40(笑)
そーいやぁ
旧グレイハウンドの搭乗員も
同じ臭いのする指差し兵隊さんだったなぁ
と
ALWAYS三丁目の夕日
な気持ちにさせてくれます。
タミヤの1/25のSU-100は何度か作った事があったので
戦車兵も1/25や箱絵と同じ
指差し戦車兵とてっきり思い込んでいました。
戦車兵同様にキットも
1/35のキットは1/25簡略版なんだろうと思っていたのですが
丁度1/25リモコン版をレストアしていたので比べてみると
かなりプロポーションが違います。
実車と比較うんぬんの話しでは無いのですが
1/25は
実車を見て作っている感じがするのに対して
1/35は
戦闘室のサイズ、エンジンルーバーの高さがかなりディフォルメされ
イメージモデル的な物になっています。
古いものとはいえこりゃかなりディフォルメがすごいなぁ。
と車体パーツを眺めているとどこかで見たような記憶が
これは
レベルのT-34/85だ
この特徴的な車体上部の高いディフィルメは多分レベル参考にしたんでしょうね。
作り始めてみると
ちょっとゴム分?の多い柔らかいプラに戸惑いますが
一番気になっていた
ゴムキャタ用転輪や起動輪とポリキャタピラのマッチングも
それほど気にならず
現在のT-34用のポリキャタピラ、ポリキャップ、シャフトの
長さ合わせをする必要と
金型のズレで予備燃料タンクの継ぎ目消しに手間取る以外
全体的に金型の痛みもあまり見られず
パーツ点数の少なさもありパカパカ形になりました。
今回の再販に合わせて
モーターライズ用のシャーシ側面の切り欠きや
モーター電池などの取り付け部や埋めたりなど手が入れられていましたが
モーターライズで走らせたかったマニアには不評かもしれませんね。
で一つ気になったんですが
現在のT-34用のポリキャタピラと書いていますが
なんだか少し違うような気が?
ひょっとして長さとか違ってませんかね?
ちゃんと比べて見た方がいたら教えて下さい。←自分で調べろよ!
という訳で
完成したのものがこの写真です。
約1日で形になり塗装前段階まで進み、塗装含めて1週間かかりませんでした。
最初
車体側面雑具箱や排気管など若干手を入れようか悩みましたが
昔のキットをそのまま組んで作る
というのが今回の主旨なのでいっさいおこないませんでした。
車体側面の雑具箱が戦後生産のチェコ製の物の特徴ですので
今回付属しているデカールの中から
アラブ軍(エジプト軍)のデカールを張り黄色く塗装してみました。
(ソビエト軍、ポーランド軍、エジプト軍のデカールが入っています)
大型ライトも多分戦後改修型に見られる特徴だと思います。
散々車体の高さが高い高いといいましたが
予備燃料タンクを付けるとそれほど気にならない!
ディフォルメのバランスが上手いんだと驚き!!
塗装をしてみて眺めてみると
独特の説得力があります。
なんで排気管のパーツが再現されて無いの?というのには疑問が残りますが(笑)
35スケールと名乗るには問題無いか?(笑)
というイメージモデルなキットですが組み上げて色塗ると
なんだそんなに悪くないよね
とタミヤディフォルメの説得力に唸らされました。
模型というよりプラモという感じで
組み立ててどんどん形になっていく楽しさ
子供の頃に感じていた楽しさ
初心な気持ちに戻る事が出来た楽しいキットでありました。
また買って来て今度はポーランド軍デカールで作ってみようかな?