にゃんこです☆
今回は、
『Adobe Illustratorも持っているし、デカールの作成に活用してみようかな』
と考える人もいるかも、と思って、そのプロセスを詳しく記述してみました。
なお、これまでの制作過程は、以下の通りです。
- にゃんこ【ギロロロボMk-II】その1:華麗なる寄り道?
- にゃんこ【ギロロロボMk-II】その2:配色に悩む……
- にゃんこ【ギロロロボMk-II】その3:爪磨き☆
- にゃんこ【ギロロロボMk-II】その4:緊急事態!!
- にゃんこ【ギロロロボMk-II】その5:その選択肢は、地獄だぞ?
さて、地獄の選択をしたわたし……。
デカールを作成すべく、まずは最も形が近いと思われるフォントを選出します。
その結果、『Bank Gothic Midium』が最良と判断。
これを、Adobe Illustratorの機能の『アウトライン化』で、フォント情報を捨てて、ベジェ曲線(注)でいじれるように変換します。(右図)
この作業中の鼓舞用BMG:ケロッ!とマーチ
ケロッ! ケロッ! ケロッ! いざ進め〜ッ 地球侵略せよ ……
注:ベジェ曲線とは、要するに、直感的な操作で形を作れるツールのことです。Adobe Illustratorの真骨頂ともいえる機能で、これがあるからこそ、IllustratorはIllustratorたることができるのであります☆
次いで、スキャナで読み込んだシールの画像に合わせて、『ダイレクト選択ツール』で、ベジェ曲線を操り、どんどんと形を合わせる作業に。(右図)
その際、下に敷いたシール画像がよく見えるようにするため、アウトライン化した文字の『塗り』色を無にし、その代わり線を設けます。(下図)
その線の色は、よく見えるように黒にし、またシール画像の邪魔にならないよう、極細に設定します。今回は、0.01mmに設定しました。
これで、下に敷いたシール画像を見ながら、文字の形を整えてゆけます。
『R』は二つあるので、一つ作ったらそれをコピー☆
『GRR』の出来上がりです♪
次に、下にある『Team Keroro Mk-II』の文字を作成します。
が、こちらのフォントは『Eurostile Bold』の方が都合が良いと判断。
これを、先ほどと同じようにアウトライン化します。
文字の塗り色を無にし、線をつけて、極細に。
選択ツールにて、形を整えてゆきます。
文字によっては、アウトライン化したフォントを改造するよりも、ペンツールで最初から作ってやる方が効率がよかったりします。『e』がそれでした。
また、例えば『o』などは、楕円形ツールで楕円を作り、それを二つ重ね合わせた方がよかったりしました。
しかし……途中で、
『このシール画像では、ドットが粗くてトレースが辛い……』
と感じるように。
かなり小さい文字をなぞっているのですから、そりゃ、ね。
この画像の解像度は300dpiです。
要するに、1インチ(約2.5cm)で300ピクセル、ということですね。(1平方センチメートルにつき14000ピクセルくらいある計算。160万画素の写真と同じくらいの密度)
これはDTP(注)で印刷物に使う画像の解像度に最適とされる数値ですが……。
思い切って、再度スキャニングを。
今度は800dpiにしてみました。
要するに、1平方センチメートルにつき99000ピクセル以上ある計算に。(1000万画素の写真と同じくらい)
これで、もっと精密なトレースが出来るようになりました☆
注:DTPとは、DeskTop Publishingの略で、要するにパソコン上にて各種印刷物(チラシやパンフレットや冊子やポスター)をデザイン&レイアウトする仕事のことです。今はWEBがメインの仕事ですが、むしろDTPの方に帰属意識があります……。
さて……。
作業は、いよいよ大詰め。
下に敷いたシール画像を削除。
そして、線だけで構成されるこの文字の、線を消して、色をつけます。
はへ〜〜〜〜。
ドクロの部分は、3分ほどで出来たのに、文字の部分は何と2時間ほどもかかってしまいましたよ……。
『本当にここまでこだわる必要あったの?』
という心の声を無視して、この完成を大喜びしたいと思います♪
最後に、貼りやすいようにするため、まずは貼るべき場所の大きさを測ります。
30mm×11mm。
貼るべき場所と同じ大きさに切り取って、貼った際にずれにくくしよう、という魂胆です。
この大きさで、線幅0.05mmの四角をつくり、その中に、作った画像を配置しました。
両脚なので、2つ……、いや失敗した時のことを考えて、4つ印刷することに。
はへ〜〜〜〜〜〜〜。
さて、印刷し、線に沿って切り取って、トップコートをしつこいくらい吹き付けてインクがにじまないようにし……。
水に浸して…………うんしょ…………で、で、で、出来た〜〜〜〜♪
完成です!!
さて、このシリーズは遂に終了。
後は、改めて『完成展示室』へこの作品を飾って、おしまいです☆
……ほげ? ギロロの口、まだ塗ってないような……?















